文化祭ナンパが嫌いなN君

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文化祭講習ってのを、去年から始めた。

 

2017年度は早稲田の文化祭と慶應の文化祭でおこなった。

 

「1時間の座学」と「1時間の実技」のセットで、講師(私)一人に講習生が2人。

 

6日間で、30人弱の方が来てくれて、それなりに盛り上がった。

 

んで、そんな文化祭講習なんだけど、実は、ルーツがあって、

 

長期講習の生徒と、中堅の大学の文化祭に乗り込んでは、ビシバシと指導をしていたのが、この文化祭講習の始まりだった

 

その生徒の中でN君ていうのが、いるんだけども、彼は、文化祭でのナンパが嫌いだったらしい(文化祭ナンパが終わってから、その旨を打ち明けられた。)

 

で、そん時は彼も、「なぜ自分が文化祭ナンパが嫌いなのか」自分でも理由が分からなかったんだけど、ストリートナンパ講習をしていて、その原因がわかった。

 

彼は「女性と立ち止まって会話をすること自体」に苦手意識をもっていた。

 

『相手が歩いている「平行トーク」なら、会話がたどたどしくても、自分が立ち止まれば、女性はスタスタと歩いていき、その状況から解放されるけど、相手の足が止まった状態の会話では、自分のトークの下手さが露呈しても、女性は逃げていかないから、逆に辛い。っていうのが、彼の言い分。

 

文化祭ナンパは、反応率が高いから、ストリートに比べて、相手が立ち止まった状態でナンパを行うことができる。

 

そんなわけでN君の苦手な状況が生まれやすいために、彼は文化祭ナンパが嫌いになっていったというわけだ。

 

(まぁ、冷静に考えて、「ナンパは相手の足を止める事から始まる」わけなので、足を止めて女性と話し込むのが怖いなら、矯正していかなければいけない。)

 

ストリートは、基本的には、「相手の足を止める意識」を持たなければ、相手は止まらない。

 

ぬるい声かけだと、平行トークで会話が進められていく。

 

だから、彼はストリートの方がやりやすかった。相手が歩いているならば、こちらが足を止めれば、いつでも逃げられるからね。

 

「相手と立ち止まって、じっくりと話すことが苦手だから、あえて歩きながら、会話を進める」という発想が、私には考えられなかったので、彼が文化祭ナンパを嫌う理由を、なかなか見いだせなかった。

 

私としては「相手を立ち止まらせるために、声かけをしている」というレベルで、「相手の足を止める」ってのは最重要項目だったから、“彼の根本的な勘違い”を見落としてしまっていた

 

自分のものさしだけでは、講習生がつまづく理由・箇所は絶対にわからない。

 

あらゆる角度から、物事を見ていく力が求められるなぁと、深く考えさせられたのでした。

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